かぐらなんばん南蛮味噌に活きる奥深い辛味

地域の食文化に根付いた伝統野菜の一つです。ピーマンを押しつぶしたようなしわのある独特の形が、神楽の獅子舞の顔に似ていることから「かぐら(神楽)なんばん」と名付けられました。南魚沼地域では古くから親しまれている野菜です。
かぐらなんばんは、肉厚で皮が柔らかく、果肉は辛味が少なく独特の甘みがあります。一方、種とワタ(胎座)には強い辛みがあり、果肉の甘みとのコントラストが大きな魅力です。緑色のものは爽やかな辛さ、赤く熟したものはより深い辛さと甘みが楽しめ、色による味わいの違いも醍醐味です。
旬の時期
●収穫時期:
7月下旬から11月上旬(最盛期8月上旬)
7月下旬から11月上旬(最盛期8月上旬)
